リビングに後付け床暖房は可能?費用と工事のポイントを解説

 

こんにちは!

千葉県東金市を中心にリフォーム事業を展開している、リフラットです。

私はマーケティングを担当している中村です。

 

寒い冬の朝、リビングの冷たさに思わず身震いした経験はありませんか。リビングは家族が集まり、会話が生まれる場所。

だからこそ、心地よい温もりがある空間にしたいものです。

最近では、リフォームで床暖房を後付けするご家庭も増えています。

しかし、「後付けって本当にできるの?」「費用はどれくらいかかるの?」と悩む方も多いでしょう。

ここでは、リビングに床暖房を後付けする際のポイントや費用目安、工事の注意点を丁寧に解説します。

 


 

1. 後付け床暖房の種類と特徴

 

床暖房には大きく分けて、電気式と温水式(ガス・灯油・ヒートポンプ)があります。

  • 電気式

    • 薄型パネルを床下に設置するタイプや、床材に直接敷設するタイプがあります。

    • 工事期間が短く、既存のフローリングの上から施工できる場合もあります。

    • 部屋ごとに温度調整が可能で、小規模リフォームに向いています。

  • 温水式

    • ボイラーで温めたお湯を床下パイプに循環させて暖めます。

    • 広いリビングや複数室をまとめて暖めたい場合に向きます。

    • 設備費や工事費は高めですが、ランニングコストは電気式より抑えられる場合があります。

後付けの場合は、既存の床材や床下の空間が工事に適しているかがポイントです。

フローリングの下に十分なスペースがない場合は、床の一部を上げて配線・配管工事を行うこともあります。

 


 

2. 後付け工事の流れ

 

リビングに後付け床暖房を設置する場合、一般的には次のような工程になります。

  1. 現地調査

    • 床下の空間、配線・配管の状況、既存の床材の状態を確認。

    • 家全体の配線容量やガス・電気契約もチェックされます。

  2. 工事プランの決定

    • 電気式か温水式か、部屋全体か一部かを決めます。

    • 床材の張替えや断熱材の追加など、併せて検討すると効率的です。

  3. 床暖房の設置

    • 電気式はパネルやマットを敷設。

    • 温水式は配管を床下に敷設し、ボイラーと接続。

  4. 床材の仕上げと試運転

    • 施工後は床材を戻して完成。

    • 試運転で温度ムラや異音がないかを確認します。

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工事期間は電気式なら1~3日温水式は3~7日程度が目安です。

住宅の状況によって前後しますので、事前の現地調査が重要です。

 


3. 費用の目安

 

後付け床暖房の費用は、方式や工事範囲、床の状態によって変わります。

目安としては以下の通りです。

  • 電気式床暖房(1室・10畳程度)

    • 設置費:20~40万円程度

    • ランニングコスト(月額):5,000~10,000円程度

  • 温水式床暖房(1室・10畳程度)

    • 設置費:50~100万円程度(ボイラー・配管込み)

    • ランニングコスト(月額):3,000~8,000円程度

※床の張替えや断熱工事が必要な場合は別途費用がかかります。

※リフォーム時に床材や家具の移動が必要になることもあります。

 

費用の幅が大きいのは、住宅の構造や設備状況によるためです。

複数の業者に見積もりを依頼し、工事内容と費用の内訳を比較することをおすすめします。

 


4. 後付け工事の注意点

 

  • 床下スペースの確認

    床暖房は床下の空間を使う場合があります。

  • 既存の構造によっては、施工が難しいケースもあります。

  • 断熱性の確保

    床暖房の効果を最大限に活かすには、床下・壁の断熱が重要です。

  • リフォームと同時に断熱改修を検討すると効率的です。

  • 電気容量や給排水設備

    電気式ではブレーカー容量、温水式ではボイラーや配管の設置場所を確認する必要があります。

  • 家具の配置との兼ね合い

    床暖房の上に家具を置くと熱効率が落ちる場合があります。

  • 設置計画時に家具配置も考慮しましょう。

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5. 後付け床暖房の魅力

 

リビングに床暖房を後付けすることで、家族が自然に集まる心地よい空間を作れます。

  • 足元からじんわり暖まるので、寒い冬でも快適に過ごせる

  • 部屋全体が均一に温まり、エアコンの風による乾燥や冷えを避けられる

  • リフォームと同時に床材や断熱材も見直せるため、住環境全体を改善できる

特に小さなお子様や高齢の方がいる家庭では、安全で快適な居住空間を確保できる点が大きなメリットです。

 


 

6. まとめ

 

リビングに後付け床暖房を設置することは、住宅の構造や既存設備によって可能な場合があります。

  • 電気式は小規模リフォーム向き、温水式は広いリビングや複数室向き

  • 費用は方式や工事範囲によって幅がありますが、複数の業者で見積もり比較することが大切

  • 工事前に床下や断熱性、電気・給排水設備を確認することで、トラブルや後悔を防げます

家族が集まるリビングだからこそ、床暖房で心地よい温もりをプラスしてみてはいかがでしょうか。

冬の寒さに悩まされる日々から、温かく快適な暮らしの始まりがきっと実感できます。

 

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