「使いやすい家」はいつの話ですか ― 家族の変化に取り残されない住まいの考え方

こんにちは!

千葉県東金市を中心にリフォーム事業を展開している、リフラットです。

 

新しい住まいの扉を初めて開けたとき。あるいは、念願のリフォームを終えて、新調した設備に初めて触れた時。

その瞬間の「使いやすさ」は、間違いなくその時の家族にとって最善の形だったはずです。

けれど、家族というものは、季節がめぐるように少しずつ、けれど確実に変化していくものです。

子どもたちが成長し、ライフスタイルが変わり、いつの間にか住まいとの間に小さなズレが生じてくる。

それは、どの家庭にも訪れる自然な流れであり、住まいが家族と共に生きてきた証でもあります。

今回のコラムでは、今の暮らしに家をもう一度なじませるためのリフォームの考え方と、その先にある住まいの選択肢について、

丁寧にお話ししてみたいと思います。

 

家族の変化に、住まいを追いつかせる

 

かつては子どもたちの笑い声で賑やかだったリビングも、彼らが成長して個室で過ごす時間が増えれば、

どこか広すぎると感じることがあるかもしれません。

あるいは、以前は全く気にならなかった段差や、高い場所にある吊戸棚が、年齢を重ねるごとに少しずつ日々の負担に変わっていくこともあります。

「前はもっと、スムーズに動けていたはずなのに」

そう感じたとき、それは決して家が古くなって価値が落ちたからではありません。

今の生活に、住まいの形が合わなくなっているだけなのです。

私達は、リフォームというものを単に古くなった設備を新しくすることだとは考えていません。

今の暮らし、そしてこれからの日々に合わせて、住まいの役割をもう一度整え直すための、大切な「再定義」の作業だと捉えています。

 

「今の自分」を優先するという勇気

 

若い頃の住まいづくりを振り返ってみると、どうしても「将来のために」という視点が強くなりがちです。

将来子どもが増えたら、将来誰かが泊まりに来たら、将来売ることになったら……。

そうやって「いつか」のために備えて作った空間は、時として「今」の自分達を苦しめてしまうことがあります。

人生の節目を迎えたいま、本当に大切なのは「今の自分が、毎日をいかにご機嫌に過ごせるか」という視点ではないでしょうか。

例えば、年に数回しか使わない客間のために、日々の掃除や管理の手間をかけ続けるよりも、その空間を思い切って自分の趣味の部屋や、

広々としたクローゼットに作り変えてみる。

「いつか」という不確かな未来よりも、「今」というかけがえのない時間を慈しむためのリフォーム。

それは、これからの人生をより軽やかに、そして豊かに楽しむための、前向きな決断といえるでしょう。

 

面積には表れない、心のゆとり

 

住まいの心地よさというものは、決して「何LDK」や「何平方メートル」といった数字だけで決まるものではありません。

私達がご提案したいのは、数字には表れない「居場所」を丁寧に作ることです。

その一つの例が、廊下という場所です。

多くの住まいで単なる「通路」として扱われている廊下に、ほんの少しの奥行きを持たせた棚を作る。

そこにお気に入りの本を並べれば、そこは家の中の小さな図書館になります。家族の写真を飾れば、歩くたびに心が温まるギャラリーになります。

広いリビングがあることと同じくらい、廊下の片隅に一脚の椅子が置けるスペースがある、あるいは窓辺に季節の植物をそっと飾れる場所がある。

そんな、面積には表れない「心のゆとり」を設計することが、住まいの満足度を大きく変えてくれます。

大きな工事をして間取りをすべて変えなくても、小さな工夫で暮らしの中に「余白」を生み出す。

それが、住まいに新しい呼吸をもたらし、住む人の気持ちを整えてくれるのです。

 

暮らしを整えた、その先にある選択肢

 

今の住まいに手を加え、愛着のある家で長く住み続ける。

それはとても素晴らしい選択です。

一方で、リフォームを真剣に検討する過程で、また別の視点が生まれることもあります。

「今の自分たちには、もう少しコンパクトで、駅に近くて管理のしやすい住まいの方が合っているのかもしれない」

「リフォームに大きな費用をかけるよりも、新しい環境でリスタートを切る方が、これからの自分たちらしいのではないか」

そんなふうに、新しい暮らしの形がはっきりと見えてくることもあります。

私達は、リフォームの設計から不動産売買の仲介まで、お住まいに関するすべてのことを一貫してお手伝いしています。

「直して住む」のが良いのか、それとも「新しく住み替える」のが良いのか。

一つの窓口でどちらの可能性もフラットに検討できることは、私達の大きな特徴です。

リフォームか売却か、どちらかの手法に偏ることなく、お客さまのこれからの生活にとって一番良い形はどれなのかを、

ご一緒に丁寧に見極めてまいります。

 

地域に根ざした視点から

 

私達はこの街の通りの様子や、住み心地の良さを肌身で感じてきました。

そんな地元の視点を大切にしながら、お客さまの暮らしに真摯に向き合います。

この街の静かな通り、季節ごとの日差しの入り方、地元の空気感。

長くこの場所に根ざしているからこそ、単なるデータではない、生きた知見に基づいたアドバイスができると考えています。

一軒家やマンション、そして土地。どのような形であっても、私たちは一つひとつのご相談に真摯に向き合います。

数にこだわるのではなく、お一人おひとりの歩幅に合わせ、誠実な対応を心がけております。

 

お住まいの「今」を客観的に知る

 

もし、将来の暮らしをぼんやりと考え始めたら、まずは今のお住まいがどのような可能性を秘めているのか、

客観的に知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

私達は無料査定を行っておりますが、これは決して「売却を勧めるため」だけのものではありません。

今の住まいの価値を把握することは、リフォームにどの程度の予算をかけるべきか、あるいは住み替えを視野に入れるべきか、

という判断を下すための、いわば「暮らしの健康診断」のようなものです。

もし、使わなくなった空き家をどうすべきか迷われているなら、一度お話を聞かせてください。

その建物が持つ価値を大切に考え、次の方へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。

 

丁寧な暮らしを、これからも

 

「使いやすい家」とは、今の家族の暮らしに、そっと寄り添ってくれる家のことです。

それは、今の家をリフォームすることで叶えられるかもしれませんし、あるいは、新しい住まいとの出会いの中にあるかもしれません。

どちらの道を選んだとしても、大切なのは、住まう人が心地よく、笑顔でいられることです。

私たちは、自分たちが責任を持って丁寧にお手伝いできる範囲を大切にしたいと考えています。

お家のことで迷ったとき、「まずはあの人に聞いてみよう」と、ふっと思い出していただけるような、身近で落ち着いた存在でありたい。

今の暮らしをより心地よく、そしてこれからの毎日が穏やかになるような住まいづくりを、ぜひ一緒に進めていきましょう。

 

この記事を書いた人

リフラット 井上尚人

【資格】建築施工管理技士2級、電気工事士第2種、認定電気工事従事者、ガス可とう管接続工事監督者
    宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
【特技】IT・資料作成・プレゼンテーション
【心がけている事】
 工事が終わってからが本当のお付き合い。