リフラットの左官職人特集 オススメ珪藻土
投稿日:2022年6月17日
千葉県東金市を中心にリフォーム事業を展開しているが、リフラットです。
私はマーケティングを担当している中村です。
今回のテーマは
「リフラットの左官職人特集 オススメ珪藻土!」
皆さんは珪藻土を使用した壁をご存じですか、今、自然素材の珪藻土の壁が人気なんですww
珪藻土のメリット
珪藻土のメリットは大きく分けると「調湿」「脱臭」「耐火」の3つです。
①調湿できる
最大の特長は調湿できる点です。調湿とは部屋の湿度状況によって、湿気を吸収したり放出したりしてくれる現象のこと。
これらを可能にしているのは珪藻土に空いている無数の小さな穴。これらが湿気を自動で吸ったり出したりします。直径は2~50ナノメートル(ナノメートル=10億分の1メートル)で、穴の数は木炭の5000~6000倍といわれています。
人間にとって快適な湿度40~60%を自動で保つ「呼吸する壁」ともいわれています。調湿は70g/㎡以上の製品が多く、比較される漆喰にはここまでの調湿性能がないものが多いです。
住宅では塗り壁材として使われています。夏場の暑く湿気が多い場合は湿気を吸収し、冬場の寒く乾燥している場合は放出するので結露対策建材としても活躍。
水を直に吸収する吸水性もあるので、最近ではお風呂上りのバスマット品も登場しています。
②脱臭・消臭する
2つめの特長は臭いを吸収する点です。そもそも臭いの正体は化学物質の分子で、それが鼻の嗅覚細胞にぶつかることで臭いを感じます。臭い分子は空気中の水分子(=湿気)に溶けるので、結果として湿気を吸収すれば臭いも消えます。
逆に湿気を出すときには臭いも放出される心配もわきますが、放出速度が極めて遅いため人間には臭いません。中には5年経っても猫の臭いが気にならない、という声も挙がっています。
③火に強い
融点は約1,250℃と七輪コンロや断熱レンガとして利用されてきたくらい火に強いです。
④色多い
漆喰と比べ、色のラインナップが豊富です。漆喰は無機物なため冬になるとカルシウムイオンが表面に浮き出て白いムラが出る白華現象が起きるデメリットがあり、そのため白色系のものが多いです。
一方、珪藻土では顔料(着色料)を混ぜることで数十種類から数百種類の色を出せます。ベージュや白色といった基本色を使いながらアクセントに富んだ青やオレンジの使い分けも可能です。
⑤自然素材である
珪藻土は珪藻という植物プランクトンの死んだ殻が沈殿して化石になった土のことです。自然素材にこだわりのある方におすすめです。
珪藻土のデメリット
ざらざら感が好きな方には良い手触りで、一般的な土壁とまではいかないものの確かな手触り感を感じられます。逆につるっとした質感がお好きであれば漆喰の方がよいです。一度メーカーサンプルを取り寄せ、実際に触ってみるとよくわかります。
また、リフラットの左官職人なら、ウェーブやランダム、木目調など仕上りのデザインに変える事も可能です。
②仕上がりが左官職人の腕に依存する
職人の腕によって表情が変わるのが塗り壁です。あえて表情をつけたい場合に二度塗りも多く、珪藻土の塗り壁も例外ではありません。
リフラットの職人なら、ベテラン左官なので、安心です。
本社2F 内壁の珪藻土 左官の施工がインスタグラムにアップされております。
ぜひ、ご視聴ください!!
リフラット株式会社(@reflat_tougane) • Instagram写真と動画
珪藻土左官 施工前
珪藻土左官 施工後
③リフォームの天井では珪藻土が使えないなど、一部施工制限がある
リフォームの際はクロスの上から珪藻土を塗る事も可能ですが、天井や一部の壁の素材では珪藻土の上塗りが向かないものもあります。
細かい点はリフラットにお問い合わせください。
珪藻土のメリット・デメリットは比較しての話ですから、何と比較するかで強みにもなり弱みにもなります。
迷わないためにはまず珪藻土そのものの特徴を理解しておきましょう。