実家を二世帯住宅へ! 快適な同居生活にするために
投稿日:2023年9月14日
千葉県東金市を中心にリフォーム事業を展開している、リフラットです。
私はマーケティングを担当している石橋です。
今回のテーマは
「実家を二世帯住宅へ!
快適な同居生活にするために」
婚約後一度は考える、憧れのマイホーム。
しかしながらいざ目の前にすると、
理想のマイホーム像がなく建築会社選びにも決め兼ねてなかなか進まなかった、
実家の近くで近居していて現状に満足してしまった、
土地の購入からで資金がなく諦めてしまった…など
計画が頓挫してしまうことが多くあります。
そこで原点に戻って、
実家を二世帯住宅で二世帯同居を検討してみてはいかがでしょうか?
今回は、
・実家を二世帯住宅にリフォームする時のコツ
・二世帯住宅にリフォームするときのメリット・デメリットと注意点
をお伝えしたいとおもいます。
▼実家リフォーム!家を建てるお金がない若者夫婦へ
結婚してすぐに家を購入しなくても、
子供の誕生をきっかけに家の購入を考える人もいます。
そんな時『お金がなくて無理!』とお考えの方は
一度、実家の二世帯リフォームを検討してみてください。
メリット
「実家の状態によっては低予算で可能」
「主体的に工事金額を決めることが可能」
「将来『住宅購入』までの間のつなぎとしても利用が可能」
デメリット
「互いに気を使いあいストレスになる」
「再度リフォームが必要になる可能性」
などが考えられます。
計画は御家族全員が長期的視野でしっかり話し合って決めましょう。
▼増築して二世帯住宅に
多くの家は、両親と兄弟2人の4人家族用の間取りパターンが多くあります。
しかし、増築をすることで容易に『二世帯化』できます。
よくある例として
二階増築(お神楽増築)が一般に提案されることが多く、
『一階に親世帯 二階に子世帯』が住むリフォーム計画として
床面積が少ない二階を増築する計画です。
二階増築のメリット
「基礎工事不要でコスパのよい計画が可能」
「土地がなくても計画が可能」
二階増築のデメリット
「1階より大きく計画出来ない」
「屋根はやりかえる必要がある」
などがあります。
また敷地に余裕があれば、1階を横へ増築する
『横増築』も検討できるでしょう。
横増築のメリット
「自由度の高いリフォーム計画が可能」
「1階に子世帯のLDKも計画しやすいため、お庭も活用が可能」
「将来半分”建て替え”計画しやすい」
横増築のデメリット
「費用が一番かかる」
「別棟にした方がいい場合もある」
横増築する際気を付ける事として、
増築面積を増やしすぎないように計画し、
築年数によっては、既存部の耐震工事に大きな費用が発生しますので
計画には注意が必要です。
しかし増築をとりいれると、大幅に可能性がひろがります。
▼完全分離二世帯リフォーム
はじめに検討することは、二世帯住宅の住み方には、大きく3種類あります。
・完全分離型(玄関・水まわり・居室すべて世帯で分離)二世帯住宅
・部分共有型(玄関や風呂など一部を共有して使用)二世帯住宅
・完全共有型(玄関・水まわりすべて共有 個室のみ分離)二世帯住宅
費用はかかりますが『完全分離(玄関・水まわり・居室すべて世帯で分離)二世帯住宅』へのリフォームが一番おすすめです。
完全分離のメリット
「同居でのストレスが最小限」
「移動時間ゼロで子供を預かってもらえる」
完全分離のデメリット
「工事費用が高くなる」
「増築しないと不可能な場合もある」
ただし多少リフォーム費用が増えても、二世帯リフォームをすることによって
「共働きしやすくなる」
「住宅コストが新築と比べて大幅に削減」
「光熱費や税金など生活コストも削減」
することで”お金には”余裕が出来き、
仲が悪くなって一緒に生活したくないと思うリスクを最小限にできます。
▼コスパ一番!玄関共有型二世帯リフォーム
予算や増築面積の問題で完全分離型が無理な場合は、
『玄関共有型二世帯リフォーム』がおすすめです。
増築も最小限、うまくいけば増築しなくても出来ることもあり
コスパの高いリフォーム計画が可能です。
玄関共有型のメリット
「予算をおさえながらも生活ストレスは最小限にできる」
「どんな実家でも計画が可能」
玄関共有型のデメリット
「共有する玄関部分が狭く、朝など忙しい時間帯に使いづらい」
「生活導線がどうしても重なる」
大切なのは
玄関と階段の距離を短くし、重なる生活導線を最小限にすることです。
この2点を組み込めばトラブルは減り、コスパと満足度の高い計画が可能です。
▼予算を抑えて、快適に過ごしたい!風呂洗面共有型二世帯リフォーム
・親世帯と仲がよく気を使いすぎることがなく生活出来る
・親世帯が一人親で完全分離は無駄がおおい
・奥さまの実家でキッチンは共有でOK(二階にミニキッチンを計画)
こんな場合は『お風呂共有型二世帯リフォーム』がおすすめです。
お風呂共有型のメリット
「工事予算を大幅削減」
「お風呂を共有できれば増築は、ほぼなしで計画が可能」
「今後の生活コストも電気代・ガス代・水道代を大幅削減」
お風呂共有型のデメリット
「お風呂に入る時間を気をつかう」
「洗濯や風呂掃除のルール決めなどが必要」
唯一気を付けたい部分は
子世帯が住む2階に子世帯用洗濯機を計画して洗濯は分離し、
お嫁さんの考え方を最優先に計画を決める、
この2点は守ってください。失敗するリスクが大幅に減ります。
▼資金も時間もない!そんな時はまずは完全共有型二世帯
資金的余裕や時間的に余裕がない時は、
「完全共有型二世帯同居』をしてみることも
失敗のない二世帯住宅リフォームへの近道です。
同居もしていない中、リフォームを計画してもイメージがつきにくく、
お風呂は共有でも大丈夫かな?と思って工事しても、
「やっぱり、いや』では後の祭りです。
一回工事して「ローンを組んでから』では、再度工事することはなかなか難しくなります。
一度、トイレ交換くらいの軽度のリフォームをして、
同居生活を始めることも選択肢の一つです。
生活コストは大幅に削減出来るため、貯金は簡単に増えていきます。
そのお金をもとに新築を建てる選択肢も、数年後あります。
また二世帯住宅へのリフォームを検討する際にも、
明確なプランが立てやすく、結果満足度の高いリフォームができるでしょう。
完全共有型のメリット
「コストがほとんどかからない」
「将来の選択肢が増える」
「生活コストも抑えられるため、貯金ができる」
完全共有型のデメリット
「生活ストレスが高い」
「仲が悪くなると家族崩壊の危険もあり」
タイミングとしては結婚してすぐに開始がおすすめです。
子供が小さい時もしくは生まれるタイミングもいい時期でしょう。
近くのアパートで生活して、各家庭の生活ルールが決まってから
同居生活を始めるとストレスが強くなりがちです。
できるだけ早期に同居を開始して、将来のリフォーム計画にそなえましょう。
▼最後に
新築の憧れのマイホームを検討するまえに、
まずは二世帯住宅で、実家をリフォームするプランを検討してみてください。
一緒に住んでみたら意外に意気投合してお互いに生活しやすかった、
お互いにほどよい距離で過ごせるために必要なリフォームが分かった、
生活に干渉されるのは無理だったので新築を建てる、
などお金のかけるべき部分が見えてくるはずです。
貯金を増やして将来の選択肢をひろげることもできますし、
リフォームして住めば住宅コストは大幅に削減が可能となり、
生活にゆとりが生まれます。
将来資産価値のまったくなくなった負の遺産として引き継ぐくらいなら
積極的に実家を活用して、ご家族の『資産形成』に活用してください。
あなたの人生を変える『大きな選択』になるはずです。
同居がダメだったら最悪の場合、引っ越すこともできます。
焦らず、プランと概算を知っておき、新築費用と比べることがコツです。
増築をご検討の方は、リフラットまでぜひお気軽にご相談ください!
お問合せ先 0475-53-5903 (9:00~18:00)